











Cul Noir タッス 19世紀
¥50 税込
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艶々したチョコレート色の釉薬が可愛らしいCul Noir(キュノワール)のタッスです。錫釉のかかり具合、取手の形、現代人には嬉しい少し大きめの寸法、どれもとても良い塩梅です。写真7枚目の濃い貫入に見える部分は表面にも貫通しているラインなのですが、一晩以上水を入れてみて、水漏れがなかったため、ご使用には差し支えないと判断しております。19世紀の農民の暮らしを支えた民藝品ならではの強さを感じる逸品です。
年代: 19世紀
口径 8.5cm 12cm(取手含む長さ)
高さ 7.7cm
容量 8割満たして195ml
配送サイズ: 60サイズ
✴︎Cul Noir✴︎
Cul(お尻)Noir(黒)というフランス語の通り、裏面が黒または褐色をした特徴的な陶器です。発祥は18世紀の北フランス、ノルマンディー地方。テラコッタと呼ばれる茶色の粘土を主原料とした素地に、表面を白い錫釉、裏面を黒いマンガン釉で覆うことで特徴的な白と黒のコントラストを生みました。裏面の色彩は、マンガン釉の濃度により深く艶のある黒から透明感のある明るい褐色など様々に変化します。
その起源は、調理用として耐熱性が優れたマンガン釉が裏面に使われたことや当時、錫釉に比べマンガン釉が安価であったこと等諸説あります。
フランスの地方で、実用という面に重きを置いて作られたという背景からも、どこか柔らかくのんびりとした雰囲気を纏いつつ、タフさを併せ待った美しい民藝品です。
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